ぱぱハート

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4歳と0歳の息子たちとの日常を綴ります

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2018 ロシアワールドカップ閉幕。記憶に残ったあれこれの記録。

2018 FIFA WORLD CUP RUSSIA

 

サッカーファンが寝不足と戦い続けた熱い32日間が幕を閉じました。

 

自称サッカーファンのぼくはといえば、眠い目をこすり続けた結果、巨大乳頭結膜炎というちょっといかがわしい名前の病に侵されながらも、テレビにかじりついておりました。

 

開幕して早々にした、クロアチア代表が台風の目になるという予想が、クロアチアの決勝進出という形で的中し、社内での株が上がったりもしました。(なお、日本代表は三連敗するのではないかという予想はいい方向に外れました。)

 

熱狂のワールドカップが終わった余韻に浸りながら、その記憶をまとめておきたいと思います。勝手にアウォーズ、開幕します!

 

ベストマッチ賞

ポルトガルースペイン

 


Portugal v Spain - 2018 FIFA World Cup Russia™ - MATCH 3

 

ワールドカップ開幕後4試合目にして、優勝候補が早速ぶつかったビッグマッチ。日本時間の土曜日 明朝3時から行われたこの試合を観戦していた方も多かったのではないでしょうか。

 

スペインは4-3-3。インサイドハーフイニエスタダビド・シルバがハーフスペースの低い位置まで下がり組み立てに参加。大外をサイドバックに、ハーフスペースの出口をウイングに使わせサイドから崩すスタイル。大会開幕前日に監督が交代したとは思えないほど、戦術的な狙いははっきりしていました。

 

一方のポルトガルは4-4-2。スペインに押し込まれている時間帯でも左のハーフスペースにクリスティアーノ・ロナウドを攻め残らせ、速攻でスペインの守備を翻弄しようとします。

 

ポルトガルのリードに2度も追いつくスペイン。後半13分には逆転し、このままスペインが逃げ切るかと思われた後半43分。クリスティアーノ・ロナウドのFK弾が決まり、シーソーゲームは引き分けで終わりました。

 

決めるべきところで決めたクリスティアーノ・ロナウドハットトリックや、イスコやダビド・シウバの魅せるワールドクラスのプレイ。1失点目の原因となったファウルを犯したナチョがスペインの3点目となるゴラッソを決めたドラマ性。ワールドカップ、すげえええええええええええと一気に観る者のボルテージを上げてくれた一戦でした。

 

ベストゴール賞

エディンソン・カバーニウルグアイポルトガル

 


Edinson CAVANI Goal - Uruguay v Portugal - MATCH 49

 

前半7分。右サイドでボールを受けたカバーニは、逆サイドにスアレスの姿を見つけるや否やピンポイントでサイドチェンジのパスを送ります。スアレスを見つけるまでに1秒も要さなかったのではないでしょうか。スアレスレーダー搭載。

 

ボールを受けたスアレスが切り返しでポルトガルDFのマークを振り切る間に、カバーニポルトガルSBの外側からペナルティエリアに侵入。スアレスのクロスをヘディングでゴールに突き刺しました。 

 

 ポルトガルは4人のDFが揃っており、人数は足りていました。しかし、ダイナミックなサイドチェンジの前に為す術なし。SBの外側からの仕掛けに、屈強なCBであるペペやフォンテも、カバーニを止めることはおろか、競ることすらできませんでした。

 

ウルグアイ代表で長く一緒にプレイしているだけあって、スアレスカバーニのコンビネーションは抜群でした。ピッチの横幅いっぱいを使った大迫力のオフェンスは圧巻。まさにワールドクラスのゴールでした。

 

ナイスキャラ賞

シメ・ヴルサリコ(クロアチア

 

準々決勝のロシア戦、クロアチアの右SB ヴルサリコは負傷で交代を余儀なくされました。

 

痛めてすぐに、真顔でベンチの方を見ながら交代を要求。FWの投入を準備していたクロアチアはプランの変更を余儀なくされました。あ、これヤバいやつだ。ヴルサリコのワールドカップは終わった、と思わざるを得ないシーンでした。

 

実際に一部のメディアは、ヴルサリコがチームから離脱したと報じました。

 

が。

 

準決勝のイングランド戦、ヴルサリコはスターティングメンバーに名を連ねます。しれっと。

 

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ヴルサリコさん。

 

表情の機微がわかりにくいヴルサリコ。クロアチアの歴史的な躍進のために、無理をしているのではないか。

 

しかしこの試合、ヴルサリコはとても怪我を圧しているようには見えないほどの活躍をみせました。

後半23分にはペリシッチの同点弾をアシスト。延長前半には相手のCKからのシュートをライン上でブロック。攻守に存在感を放ちました。

 

その後、延長後半にマンジュキッチが勝越弾を決め、クロアチアが決勝進出を決めます。ゴールに沸くチームの輪の外側で、サポーターを煽りまくるヴルサリコの姿がありました。

 

 

煽るヴルサリコさん。

 

ポーカーフェイス。怪我を圧して戦う右サイドバックの姿は、ブラジルワールドカップでの内田篤人を彷彿させるものでした。ヴルサリコもうっちー同様、淡々黙々を身上とするタイプなのかと思いきや、まさかのムードメーカーっぷり。

 

そして、試合終了後に事件は起こります。

 

興奮したヴルサリコは、監督に背後から駆け寄り……… 

 

うおりゃああああああああ

 

監督を抱き上げ、ブン投げる!

感情の高まりが止まらない!

 

クロアチア代表が決勝に初進出を決めるという歴史的な瞬間。その感動を他人の全身を使って表現するヴルサリコ。今後の活躍にも期待です。

 

 

 

ベストイレブン

 

GK

カスパー・シュマイケルデンマーク

 

DF

サミュエル・ウムティティ(フランス)

シメ・ヴルサリコ(クロアチア

ディエゴ・ゴディンウルグアイ

 

MF

エンゴロ・カンテ(フランス)

ルカ・モドリッチクロアチア

ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー)

エデン・アザール(ベルギー)

 

FW

キリアン・ムバッペ・マタノナヲ・エムバペ(フランス)

エディンソン・カバーニウルグアイ

大迫・ハンパナイッテ(日本)

 

スウェーデン代表のフォルスベリ、ベルギー代表のムニエなんかも選びたかったところですが。異論はがんがん認めます。

 

総括

 

技術のある選手が献身的に走り回る!先制されても諦めず、3度の延長戦で満身創痍でありながら、なお走り続ける!という、観るものの感動を誘い、ファンを増やしていくスタイルのクロアチアが印象的でした。

 

グループリーグでアルゼンチンを破った試合なんかは、チームとしての完成度も高く、圧巻でした。チームの心臓、ルカ・モドリッチのアウトサイドパスに、夜更かししていたおっさんの口からは感嘆のため息が何度ももれました。モドリッチの魅せたプレイの数々によって、彼は自らが世界最高のCHであることを世に知らしめたように思います。

 

そんなクロアチアも、フランスの地に足の着いた現実的なサッカーの前に沈みました。ファンタジスタを中心にボールの支配率を高め、ゲームを支配する。そんなサッカー効率悪いぜ、とばかりに、守備ブロックをガッチリ作り、速攻カウンターで貫く。勝利への最短ルートを行ったフランスのサッカーは、今後、世界のトレンドになっていくのでしょうか。

 

 

今大会から導入された、GLT(ゴール・ライン・テクノロジー)とVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)。

GLTは、ピッチ周りに設置された14台のハイスピードカメラで、ボールがゴールラインを超えたか否かを判断するシステム。

VARは、得点に関する場合など一定の状況における主審の判断を映像で確認し、主審への助言や補助をする制度です。

 

いずれも近代テクノロジーを駆使し、主審のミスジャッジを減らす一助になるもので、サッカーにも近未来的な風が吹き始めたなと思わせるものでした。

が、どうなんでしょうね。特にVARに関しては、主審が映像を確認するためにゲームが止まってしまい、試合の興が削がれる一面もあったように思います。

その判断によって恩恵を受けるチームならウェルカムなのでしょうが、その使用方法なんかは今後も議論されていくべきではないでしょうか。

 

 

我らが日本代表は、コロンビア相手に4年前の借りを返しグループリーグを突破。ベスト16へと駒を進め、ベルギーをあと一歩のところまで追いつめました。チームの大躍進は胸を打つものでしたが、それによって大会前のバタバタを美化することはできません。美辞麗句を並べるばかりでなく、日本サッカーの未来のために、きちんとした検証と総括を期待します。

 

 

世界最高峰のサッカーを毎日観られるという、サッカーファンには溜まらない夢のような祭典。今大会も、期待に違わない素晴らしい大会でした。

 

感動をありがとう!