ぱぱハート

2児のパパの子育て日記。

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はじめに

はじめましての方も,そうでない方も、こんばんは。たろうと申します。

 

果てしなく広いインターネットの世界の中で当ブログを見つけ、訪問していただけたこと。心より御礼申し上げます。

 

このブログは、二人の子の父であるぼくの日常を切り取り、徒然なるままに書き綴ったものです。暇つぶしのお供にしていただくか、何かの参考にしていただけたけたら幸いです。

 

もし叶うなら、このブログはラジオのようなメディアにしたいと考えています。

 

好きなんです,ラジオ。

ラジオは、近くに人の存在を感じることのできるツールだと思っています。パーソナリティはリスナーひとりひとりに語りかけ、リスナーはメールや手紙を送ることで番組に参加する。「こんばんは」というメッセージには「こんばんは」と,「おめでとう」というメッセージには「ありがとう」と,リスナーの「言葉」にパーソナリティが「言葉」で返事をしてくれる。会話のように双方向のコミュニケーションが取れるのです。

 

視覚からの情報がないことも,リスナーがパーソナリティの言葉を,まさに自分に向けて発信されていると感じられる効果をもたらしているのではないでしょうか。近くに感じられる声を聴きながら,遠くのラジオ局にいる人に思いを馳せる。生身の人間同士のコミュニケーションです。きっとパーソナリティも,ラジオを聴いている人の姿を想像しながら話してくれているのでしょう。

 

リスナーの反応がパーソナリティに紹介されると、その番組の「幅」はどんどん広がっていきます。同じ番組を聞いている,顔も見たことのない他のリスナーがまるで「仲間」であるように感じられたりするものです。パーソナリティもリスナーも同じノリを共有し、同じ時間を過ごすことで、確かに繋がっているという安心感、一体感が生み出されていきます。聴く人に寄り添ってくれる、仲間がすぐそばにいてくれる、ラジオではそんな感覚を得られるような気がするのです。

 

子どもの誕生をきっかけに,ぼくはすっかり子ども中心の生活を送るようなりました。

週末は子どもの喜ぶ場所に出かけ,食事やお風呂の時間は子どもの生活サイクルを第一に考え,子どもが体調を崩せば仕事を休む。自分の余暇も趣味も,全てが後回しになりました。体力も時間も,そのほとんどを育児に注ぎ込んでいます。

 

子どもを中心に回っていく生活は苦痛ではありません。むしろ,満ち足りたものだと感じています。日々,成長していく我が子をすぐ傍で見ていられること。それに合わせてぼくや妻も,親として成長していること。他では得難い喜びを感じます。

 

とはいえ,こう思えるようになるまでにいろいろなものを犠牲にし,多くのことを我慢してきたのもまた事実です。同年代の独身の友人たちの,自分のために時間もお金も使うことのできる自由気ままな暮らしぶりがまぶしく見えることもあります。ライフステージが違うのだから仕方がない,親になるというのはそういうことだと言われてしまえばそこまでなのですが,完全に割り切ることのできない気持ちがひょっこり顔を出す夜もあるのではないでしょうか。それは,誰かに咎められる筋合いはない,当然の心の在り方だと思うのです。

 

そんなときに,誰かと繋がりたいと思いませんか。すぐそばに誰かの存在を感じられたら,少しだけ気持ちがラクになることはありませんか。

 

子育ては,時として孤独です。

子どもがいるのに孤独を感じるのはおかしいと言われるかもしれませんが,子どものことで悩んだり,苦労したりしたときに,その気持ちを共有できる人がすぐ近くにいるとは限らないのです。助けてほしいとまでは言わないけれど,誰かに話を聞いてほしい,思いを共有し,共感してほしい。ぼくは過去に,何度かそう感じた経験があります。

パートナーと二人で支えあっていくことが理想的なのでしょう。でも,二人だけでは重すぎる荷物を持ちきれないことだってあるのです。

 

そんな気持ちが,少しでも楽になる場所を作れたら素敵だなと思います。ぼくと同じようにいま子育てに奮闘しているお父さんお母さん,将来お父さんお母さんになる人たち,既に子育てを卒業した先輩方。いろんな人とこのブログを通じて繋がって,思いを共有し,互いに寄り添うことができたらいいなと思います。そんな大き過ぎる理想を抱いています。

 

ラジオのパーソナリティのような軽快なテンポ感を出せるようになるには,まだまだ時間がかかりそうです。いつかこの文章を見返して,赤面するような日がきたらおもしろいのですが。当分は駄文によるお目汚しですが,どうかお付き合いください。

「繋がる」ということを,常に意識していきたいと思っています。器用に立ち回ることはできないかもしれませんが,もし可能であれば,このブログを読んでいる方にもコメントなどの方法でどんどん参加していただけると嬉しいです。

 

どうぞ,よろしくお願いいたします。

 

子育てが,楽しいものでありますように。

そして,この言葉が誰かに届きますように。