ぱぱハート

2児のパパの子育て日記。

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ロボットを作ろう! ロボット工作キット「フォロ」をつくってみた

誕生日プレゼントは「ロボット」です。

 

出会いは、お台場の科学未来館に行ったとき。グッズショップの片隅でのことでした。当時、科学未来館では特別展示として「きみとロボット」展を催していました。ロボットたちのこれまでの進化の系図が紹介されており、アシモやアイボ、ペッパーなど現在各分野で活躍していたり、現在開発中であるロボットが展示されている、というものでした。ショップにも、それにちなんだグッズが並べられており、ロボットやそれに類する様々なものが販売されていました。その中に「フォロ」がいたのです。

 

それが一体どんな動きをするものなのか、どうやって遊ぶものなのか全くわからないのにも関わらず、長男はパッケージに描かれたかわいいロボットのデザインに一目ぼれ。誕生日にはフォロがほしいと訴えるようになりました。

 

そんな偶然の出会いを果たしたフォロですが、Amazonでクチコミを見てみるとこれがなかなかの高評価。フォロの正体は、自分で組み立てて楽しむ「ロボット工作キット」だったのですが、その工程が本格的であると。評価の星は平均4を超えるものでした。

 

かくして、フォロは我が家にやってくることになったのです。

 

エレキット フォロ

 

 

かわいらしい丸い頭にクモのような6本の脚。表情のない顔はあどけないロボットらしいデザインです。全長は15cmほどで、インテリアとしてリビングにいても違和感はありません。

 

通常販売されているフォロは黄色いモデルです。科学未来館のグッズショップに並んでいたのもこれでした。ただ、フォロには限定版として黒い「ダークエディション」が存在します。「ブラック」ではなく「ダーク」。闇落ちでもしたのでしょうか。長男が選んだのはこの黒いフォロ。クールな色合いのかっこいい機体です。

 

パッケージには、対象年齢が10歳以上であると記載されています。工作の所要時間の目安は3時間。工作の難易度は5点満点中の4点だそうです。

 

組み立て

箱を開くと、プラモデルのようなパーツやねじ、基盤のような部品が入っています。

作ってみると、クチコミにあったとおり本格的な仕様です。パチパチと部品をはめるだけでなく、挟んだり噛み合わせたりと細かな作業が続きます。

 

道具はプラスドライバーとニッパーを使用しましたが、こちらは大人が手伝った方がいいかもしれません。全体的にフォロに使われているねじは固く、ちゃんと締めるのに力が必要でした。パーツもきれいに切り取る必要があるので、小学生の独力では難しいかもしれません。

 

部品にシールが使われていない点も個人的には好印象です。長く遊んでいると剥がれたり劣化したりしがちですが、その心配もありません。

 

長男は元々、指先で何かを作るような遊びが大好きでした。自分よりも上の年齢を対象としているようなレゴを組み立てたり、Youtubeの動画を見ながらLaqや折り紙で様々なものを作ったりしています。新型コロナウイルスの影響で学校がお休みになった期間も、ずっとLaqで遊んでいましたし、動くプラモデル「ZOID」をたくさん集めていた時期もありました。

器用かどうかはともかく、集中して何かを作ることに慣れていた長男。説明書を見ながらせっせとフォロを組み立てていました。

 

フォロの対象年齢は10歳とのことでしたが、8歳の長男でも組み立てることができました。所要時間は2時間強程度。途中で休憩を挟みましたが、集中を切らすことも匙を投げることもなく頑張って取り組むことができました。難易度としてはちょうどよかったのかもしれません。ドライバーのねじ回しも最初は自分で挑戦していたのですが、少し手が痛くなったようです。

 

無事に完成したものの、基盤から伸びているコードがゼンマイ部分を圧迫していたのか、はじめは足が1本うまく動きませんでした。完成したフォロを一度分解し、不具合が生じている箇所を探し、再度組み立てなおすという経験もすることができました。

 



遊び

ロボットの機能は2つ。なかよしモードたんけんモードです。

なかよしモードは内蔵の赤外線でレーダーで前方のものを認識し、前を動くものについていく、というもの。「フォロ」という名前の由来はここでしょうね。

たんけんモードは先導なしにフォロが自らお散歩をします。こちらは赤外線レーダーを使って障害物を検知し、ぶつからないよう進行方向を変えながら進むというもの。

 

電池やぜんまいで動くプラモデルは他にもありますが、フォロの「赤外線レーダーを搭載している」という点がロボット感をグッと押し上げています。フォロが自身の力で先導者や障害物を検知して、ついて行ったり避けたりするわけですから。まるで意思を持って動いているかのように見えてきます。

 

電源を入れた時やモード切替時の電子音は少しレトロな雰囲気です。フォロの動作音もガチャガチャと少しうるさめです。それでも、6本の足を動かしながらシャカシャカと動くさまはかわいらしく、子どもたちも満足している様子です。

 

苦労して組み立てた分、長男はフォロに強い愛着を持てているようです。兄弟でフォロをお散歩させて楽しんでいます。当分このロボットは、我が家の人気者の地位を独占することになりそうです。

プレゼントにロボットをあげる、というとなんだか近未来的な感じがしてきませんか。工作好きのお子さんなら喜ぶこと間違いなしですよ!