ぱぱハート

2児のパパの子育て日記。

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知識ゼロからでも取得できる国家資格!「ITパスポート」を取ってみた。

目指せ、国家資格保有者!

 

みなさん、こんにちは。国家資格保有者です。国の資格試験に合格したので、ぼくも晴れて国家資格を得ることができました。

響きがいいですよね、国家資格。国に認められたわけですから。ぼくのバックには日本がついていると言っても過言ではないわけです。

 

今回ぼくが取得した資格は「ITパスポート」。『ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験』だそうです。いまやITを全く使わない仕事の方が珍しい時代ですから、ほぼ全ての社会人やこれから社会人になる学生に必須のスキルに関する資格です。

取得に必要とされている勉強時間は約100時間程度だそうです。これは簿記3級やFP3級なんかと同程度。

 

出題範囲はストラテジ系(経営全般)マネジメント系(管理)テクノロジ系(技術)の各分野。ITに特化した分野だけでなく、社会人なら知っているであろう内容も多く出題範囲に含まれていることもあり、既に社会で揉まれている人であれば既知の内容を問われたりもします。ぼくも実際に勉強にかけた時間は100時間よりも少なかったと思います。取得はそれほど難しくありません。

 

だから、というわけではないでしょうが、この資格を取っても、独立できるわけでもなければ、何か特別なことをする許可が与えられるわけでもありません。

それでは、ITパスポートを取得するメリットは何か。ITパスポートの公式HPには、試験勉強を通して知識を習得すること就職、進学に有利であることなどが記載されています。社会人であれば資格取得という結果よりもそのための勉強という過程に意味がある、学生であれば就活の際に使う履歴書やエントリーシートに書けることが増える、といったところでしょうか。

 

誰かの参考になるかはわかりませんが、ぼくがITパスポートの取得に至るまでの勉強などについて、残しておきます。

 

ITパスポートの勉強方法

 

 

使った参考書はこれ1冊。

 

出題範囲が細かく章に分けられており、1つのテーマにつき4~6ページほどにまとめられています。図による解説も多く、視覚的にイメージを掴むことができました。合間に設けられたいくつかのコラムのページには、おすすめの勉強方法などが紹介されています。

詳しい網羅的な知識を付与することを目的とした参考書ではなく、あくまで「資格の取得」をゴールとして設定した1冊という印象です。

 

著者の高橋京介さんは、Youtubeで講義動画も公開しています。かわいらしいアニメーションでシンプルにトピックを学ぶことができるので、こちらもオススメです。

 

実際に試験を受けてみた体感ですが、問題の8~9割はこの本に書かれている内容から出題されました。一方で、この本のどこを見ても書かれていない知識を問われた問題もありました。これは、ITパスポートの試験には、今後の試験の出題のための参考であり採点されない問題も含まれているためかと思われます。

合格基準は6割程度とされているので、この本1冊をしっかり勉強すれば十分合格は可能です。

 

Youtubeno動画は出題範囲をすべてカバーしているわけではないので、こちらだけで試験に臨むのは難しいかと思いますが、動画で紹介されていた分野がそのまま出題された、というケースもかなりありました。

本である程度の基礎を固め、復習や補完的にYoutubeを見るくらいがちょうどいいのかなと思います。

 

ITパスポートの試験の特徴の一つとして、出題範囲が毎年変わるという点が挙げられます。社会におけるIT技術が日々進歩しているのだから、試験で問われる内容も変わる、ということでしょうね。試験要綱(シラバス)も日々見直しがされています。参考書を使って勉強する場合は、必ず最新のもの、自分が受験するタイミングの試験範囲をカバーしているものを選んでください。

 

ぼくは、仕事の休憩時間などに参考書を2回通読し、Youtubeでテクノロジ系の動画のみを見ました。「いちばんやさしいITパスポート」は細かく章が分けられているので隙間時間に読むのに最適でした。インプットはこれだけ。

試験前には過去問を解き、アウトプットをして試験に臨みました。過去問はインターネットに数年分が掲載されているので、気軽に挑戦することができます。ただ、古い過去問の中には社会のデジタル技術の進歩に伴い、最近の試験では問われなくなってきている問題、出題範囲から外されている問題も見受けられました。

 

過去問で8割程度、正解できるようになってから本試験に臨んだのですが、無事に1度目の受験で合格することができました。ぼくの場合は平日のみ、1日1時間弱しか勉強しなかったため、勉強を開始してから資格しゅとくまで3か月程度かかりました。ただ、このレベルの試験であればある程度まとまった時間を取れるのであれば、学習機関が数週間程度であっても十分合格を狙えるのではないでしょうか。

 

ITパスポートの試験を受けてみて

 

ITパスポートの受験者は、社会人が72%、学生が28%(令和3年度)だそうです。実際にぼくが受けた会場も、社会人と学生の比率は6:4か7:3程度だったのではないかと思います。男女比では、若干男性の方が多かったかな。

 

試験時間は120分ですが、途中退室も認められています。問題数は100問と少し多めですが、すべて四肢択一式なので1問を解くのにそれほど時間はかかりません。知識を問う問題が多いので、知っている問題はサクサク解けるし、知らない問題はどれほど頭を悩ませても解けない、そんな印象を受けました。そのせいか、試験開始から60分を過ぎたころから多くの受験者の方が途中退室をしており、ぼくも20分ほど残して途中で抜けました。

 

ぼくは仕事に就いているわけでもなければ、特段PCやネットに詳しいわけでもありません。ただ、社会はどんどんデジタル化を推し進めています。

耳慣れない単語が話題になり、知識のない人には実態のつかみにくい技術やサービスが生み出されています。知識を持っている人とそうでない人との格差は、これからどんどん広がってしまいそうな気がしませんか。

 

IT社会を生き抜くために。遅ればせながらぼくも、ITパスポートの取得をきっかけに第一歩を踏み出したところです。