ぱぱハート

2児のパパの子育て日記。

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チョコのふりかけ!?オランダの朝食「Hagelslag」!

Hagelslag」が食べたい!

 

オランダ語です。現地の発音をカタカナで表記するとハーヘルスラッハでしょうか。

その正体は、トーストにかけるチョコレートのふりかけ。ハーヘルスラッハはオランダの朝食に欠かすことのできない食べ物です。

 

お菓子を作る際に使われるチョコスプレーに形は似ていますが、もっとハッキリとチョコレートの味がする印象です。日本のベビーチョコのもう少し小さく細いもの、と表現した方がい目地は近いかもしれません。これが箱いっぱいに詰まっています。

 

 

箱の側面にあるチョコボールのくちばしのようなツメを開け、パラパラッとハーヘルスラッハをバターを塗ったトーストに振りかける。

朝からテンションと血糖値は爆上がりです。背徳感をそのままトーストに乗せたような、禁断の朝食ができあがります。

 

チョコはトーストの熱で溶けることはなく、そのままの形状を保ちます。一粒一粒のチョコレート自体は歯のとおりのよい柔らかなものなのですが、それが何個もパラパラとトーストの上に載っているので、全体の食感はザクザクしたものです。トーストを食べ終えたあとに、お皿の上にこぼれたハーヘルスラッハを集めて食べるところまで含めて、チョコレート好きにはたまりません。

 

日本のチョコレートもおいしいのですが、欧州のチョコレートはまた格別だなと思います。くちどけ、甘さなどの味のバランス、カカオの風味。様々な要素が「完成」しているように感じられます。単なるおやつの一つのジャンルではなく、文化としてそこに存在しているような。そんな感覚です。

 

ハーヘルスラッハは、オランダではスーパーに普通に置いてある代物なんだそうです。「今朝はジャムにする?それともハーヘルスラッハ?」なんて普通に話しているのでしょうね。うらやましい。

パッケージにも描かれているように、ハーヘルスラッハはトーストにかけることを想定して作られています。甘さや食感も、それを前提に計算されているのでしょう。甘すぎず、固すぎず。でもしっかりとチョコレートの味がして、ザクザク感も維持。あたたかいトーストのサクサクフワフワな食感とハーヘルスラッハのザクザクした食べ応えが見後のにマッチします。これぞ、チョコレート文化、という感じがします。

 

ふりかけるという行為もまた、特別な感じがしませんか。

ごはんにふりかけをサッサッとかけたり、お好み焼きに鰹節や青のりを乗せたりするあの感じ。それがなくても食べられるけど、あるとないとでは大違い。そんな重要なものを仕上げに乗せる特別で贅沢なひと手間。「塗る」のとは違い、スプーンが不要なのも好印象です。

 

 

子どもたちのリアクション

長男は、ハーヘルスラッハを乗せたトーストを二つに折って食べていました。クリームとは違う食感に「うまい!うまい!」と連呼していました。

 

次男もおいしく食べていましたが、トーストからハーヘルスラッハが大量にこぼれ落ち、手も服も椅子の周りもチョコレートだらけになってしまいました。深さのあるお皿に入れてあげるべきだったかもしれません。

 

日本で食べるには

これを日本でも日常的に食べたいのです。

日本のスーパーにはハーヘルスラッハは置いてありません。打っているのはクリームやペースト状のものばかり。違うんですよ。ヘーゼルナッツや生クリームなどをいろいろ混ぜてこね回したものではなくて、純粋なチョコレートをトーストに乗せたいんですよ。

 

今回我が家は、義父が個人的にオランダから取り寄せたものを分けてもらいました。ハーヘルスラッハの老舗「De Ruijter」の「Chocolade-hagel」。日本に直営店はなく、スーパーなどでの取り扱いもありません。メーカーサイトなどでインターネットを使って購入するのが一番手っ取り早いようですが、個人で購入すると割高になってしまいます。手に入れるハードルは少し高めです。

 

これ、なんとかならないでしょうか。日本でも流行ると思うんですけどね。ハーヘルスラッハが食べたい!と毎日ツイートしていれば、いずれ輸入食品を取り扱う企業やチョコレートメーカーのどなたかの目に留まるでしょうか。大量に個人で買い付けて売りさばいてみますかね。

 

ということでこんな記事を書いてみたのですが、食レポって難しいですね。

文字だけで味を伝えるのには、相当な技術がいるということがよくわかりました。「一口食べると口の中に新緑のような爽やかな香りが~」なんてちょっとお洒落な表現も使ってみるべきだったでしょうか。まあハーヘルスラッハに関しては、チョコですよ。トーストにかけるチョコレートのふりかけ。おそらく想像していただいているとおりの代物です。

 

ぼくがインフルエンサーだったら一大ムーブメントを巻き起こせたのかもしれませんが、そうはならない現実を噛みしめながらトーストにジャムを塗ろうと思います。

 

少しでも読んでくださった方にハーヘルスラッハの魅力が伝わっているといいのですが。もしハーヘルスラッハに興味を持たれた方は、ぜひ個人輸入していただくか、この記事を拡散していただければと思います。万が一、日本でも簡単に手に入る方法をご存じの方がいたら、教えてくださいね。

 


De Ruijter Chocolade Hagel slag Puur (Dark Chocolate Sprinkles) Schokoladen Streusel (Single)